2010年12月15日

ネオ・デジタルネイティブ


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上の図、世界の5億人いるFacebookをやっている人の繋がりを示している写真だそうです。中国の人達がもしFacebookを始めたら、写真の模様はかなり違ってくるでしょう。

アメリカ、ヨーロッパの光もすごいですが、東南アジアの光もなかなか強いですねぇ。

ネオ・デジタルネイティブの説明が面白かったです。(ネオ・デジタルネイティブの誕生 橋元良明・電通 その他 著)

デジタルネイティブ」と「ネオ・デジタルネイティブ」の違いは、前者が、主にPCを通してネットを自在に駆使する世代であるのに対し、後者は、映像処理優先脳を持ち、視覚記号をパラレルに処理するのに長け、モバイルを駆使してユビキタスに情報をやりとりし、情報の大海にストックされた「衆存知」を効率的に利用し、これまでの、言語情報中心にリニアなモーードで構成されてきた世界観を変えていく若者です。

突然変異というよりもノ言わば前者の進化系とも言えますが、現状ではおそらく、そういった若者はまだ少数しか存在しません。

また、将来、日本の若者すべてがネオこアジタルネイティブになるはずもなく、若者のなかでも、視覚情報を中心にユビキタスにネットを縦横に駆使し、これまでと異なったライフスタイル、世界観を持つ一部の人たちが、その名で呼ぶにふさわしいと言えます。そして、そうしたパイオニアはおそらく、モバイル情報処理環境が特異に進化しつつある日本で先行的に出現していくに違いありません。

以上、引用です。

そういえば、Facebookでも画像・動画コミュニケーションが増えているように感じますね。元2ちゃんねるの管理人の西村さんも随分前ですが、動画・映像に短い自分のコメントをチョコチョコと加えていくことでコミュニケーションが完結するようなことを言っていました。

あまり関係ないですが、自分はきっとヘビーメタル・ネイティブです。でも、このところプレゼンテーションをするときは動画(3分ぐらい)をふんだんに使っていることに気づきました。

受け手にとっていかに簡単で分かりやすいか、、読んだり、聞いたりするより見るほうが瞬間にメッセージを伝えられたりします。すみません、また纏まりのないブログ更新になってしまいましたー。



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2010年12月09日

Time Management


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ある大学で教授が、「クイズの時間だよ」と言って、抱えてきた大きな壷を教壇に置いた。そして、持参した岩を一つ一つ詰めていった。壷がいっぱいになるまで岩を詰めると、彼は学生に間いた。

この壷は満杯だろうか?」教室中の学生が、「はい」と答えた。

本当に?」。教授はそう言いながら、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。その砂利を壷の中に流し込み、壷を揺すりながら、岩と岩の間を砂利で埋めていった。そして教授はもう一度間いた。
 
この壷は満杯か?」学生達は答えられなくなってしまった。沈黙を破って一人の生徒が「多分達うでしょう」と答えた。

「そうだね」。教授は笑いを浮かべて、今度は教壇の陰から、バケツいっぱいの砂を取り出した。それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかける。「壷はこれでいっぱいになったか?

 学生は声を揃え、「いや」と答えた。教授のだくらみはわかっている。水差しが現れ、教授は壷の緑までなみなみと注いで、最後の質問を投げかけた。
 
大きな岩(Big Rock)まで持ち出して僕が何を言いたいのか、わかりますか

 学生が手を挙げた。

「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だ、という事です」

ところが、教授は「それは達うな」と言い出した。

重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れない限り、それが入る余地がなくなってしまう、という事なんだ

 「ここで言う、大きな岩とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壷の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになるかもしれない。もし君たちが小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壷を満たしていけば、君たちの人生は、本当は構うべきではない重要ではない何か、に満たされたものになるだろう。そして、Big Rock、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それを失うだろう」

 あなたの“Big Rock"は何ですか?

こんな言葉で叱られたい 清武英利著 より引用です。シンガポールの大学でのお話ということです。(中略含みます)

Big Rock、砂利、砂、水、自分でいれていますか?誰かに入れられていますか?


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2010年12月02日

怒りと笑い


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笑っていますか?子供が一日に笑う平均回数は500回といわれています。大人は5回ぐらいですかねぇ。一日一回も笑わないこともあるかもしれません。

うちの双子もよく笑っています。なにが面白いのかわかりませんが、ちょっとしたことで興奮して笑っています。心と身体に発達に笑うことがとても大切なのだろうと感じます。

子供の笑い、成長、集中力、創造性、質問力にはきっと繋がりがあることでしょう。

笑いと怒りに関して面白い本をみつけました。

笑えば怒りは消える
怒りを治めるためには智慧が必要ですが、智慧と相性がいいのが「笑い」です。我々は近頃、「笑い」を忘れがちです。「怒り」と「笑い」は両立しませんから、怒らないでいるために、とにかくよく笑うようにしてみてください。人間は笑いを忘れたことによって、ずいぶん不幸になっているのですよ。

まずは「笑って生活したい」と、心に言い聞かせてください。それから「私は今からよく笑う人間になるんだ。恥ずかしがらないで、声を出して堂々と笑うんだ」と心に決めて実践してみるといいのです。

笑いと怒りは正反対の性格です。「何があろうとも笑うんだ」と決めたのですから、怒っても、すぐに笑ってしまえばいいのです。それでかなりの怒りが消えてしまいます。いつでも、よく笑うことを忘れないでください。
 
笑える人ほど智慧がある
正しい笑いが生まれるときには知識が働いているのです。我々はどうして笑ってしまうのでしょう?

「おかしいから」ですね。「おかしくて、おかしくて、もう笑いころげちゃう」などという言い方もしますが、普通の法則から見ると違和感があり、そのズレがおかしさとして感じられるのです。

笑う瞬間にはそれを理解できているのですから、人間は無知でもバカでもアホでもないのです。怒るときはその正反対で、わけもわからない状態なのです。怒る代わりに笑おうという場合には、無知の代わりに智慧や知識が必要なのです。

怒らないこと
アルボムッレ・スマナサーラ著 スリランカ初期仏教長老

今日から怒りを笑いにできるワザを探求しようと思います。


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2010年11月29日

礼儀正しいメール?



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ひと言の重みが響く時代 (仕事の文章は3行でまとめなさい 臼井由妃著)以下は引用です。

とくに皆様にお伝えしたかったのは、文章からにじみ出る「やさしいエネルギー」、ひと言が生み出す「あたたかいコミュニケーション」です。

あなたに届いた1枚のハガキに、「幸せです」と、ひと言だけ書いてありました。

送り主は、大病を克服しやっとの思いで職場に復帰した友人です。そのひと言を読んだとき、あなたはどう思うでしょうか?

単純に「幸せなのか……」だけでは、終わらないでしょう。「よかったな」「頑張ったかいがあったね」「苦労は報われるよ」「私も負けずに仕事をしよう」「元気をもらった」など。たったひと言から、深みや重みを感じることでしょう。

ひと言に、書いた方のさまざまな思いが凝縮されているから、心を動かされるのです。闘病生活の辛さや、仕事に復帰するまでの不安や期待、困惑、仕事ができることへの喜びや周囲への感謝を延々と書き連ねるよりも、何倍も思いが深く伝わってくるのです。

そこにあるのはあたたかさ、そして「情報十愛情」。これが文章からにじみ出る、「やさしいエネルギー」なのです。

ーーーーーー

仕事のメールでも一番礼儀正しいと思うのは、短く思慮深いメールです。
一瞬で要点が分かるメール、最高です。

自分の気持ちをつたよう、分かってもらおうと、書いている方の気持ち重視だとメールはひたすら長くなってしまいますよねぇ。(汗) 書く方が30分かけて書く、10人が5分かけて読んで理解する。メール1通に合計80分の時間が割かれたら、、、



今日もお読みいただきありがとうござます。


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2010年11月18日

組織変革とイノベーション


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濃い本でした。「究極の鍛錬」天才はこうしてつくられる。ジョフ・コルヴァン著
Talent Is Overrated  Geoff Colvin (アメリカでもっとも尊敬を集めるジャーナリスト)

ところどころ興味深く、しみる言葉が散りばめられています。ドキッとするのはここ

それぞれの研究結果から経験豊かな人と経験が少ない人との能力には格別差がないことが明らかになってきた。決定的に重要だとみなされている数々の専門領域におけるスキルと経験には、相関関係がないのでは。

また、少なくともいくつかの分野ではもっと奇妙な現象すら現れている。経験を積むことでむしろ能力が低下することがあるのだ。

この内容でブログを思っていたのですが、もっと面白い部分があったので、ながーいのですが以下読んでみてください。とくにこの組織・会社どうなっているの?どうするの?と問いを持っているひとに参考になると思います。本からの引用です。(かなり中略しています。)

組織を革新的なものにするには?

もともと組織は革新的であるはずはなく、そこにいる人間が革新的なのだから、組織が取りうる効果的方法は、そこで働く人たちが自らの専門分野の知識を広げ、深めることを助けることだ。

マッキンゼーが問発した別の方法は、組織の中にイノベーションネットワークを創造することだ。このネットワークで組織内の人は互いに結びつき、自分たちが取り組んでいる課題や試しているアプローチ、そして何を学んでいるかを互いに語り合うことができるようになる。マッキンゼーは「こうした新しい考え方はより多くの新しいものを創造するので、ネットワークはイノベーションのサイクルを生み出す」と語っている。

組織でイノベーションが起こりにくい大きな理由の一つに、組織の風上が新しいことに友好的でないことがあげられる。組織では新しい考えはあまり歓迎されないし、リスクをとることも受け入れられない。

こうしたことが起こる理由は、トップマネジメントがこのことを問題視していないからだ。六百人の経営幹部を対象に調査したところ、企業の経営幹部はなぜ自分の企業がより革新的でないかその主たる理由を、すぐれた人問がいないからだとしている。

もっと下の幹部たちは明らかに違う見方をしていた。つまり従業員の能力は適切だが、企業の風土が本来起こすべきイノベーションの活動を妨げているという見方だ。

組織に少し動めた人ならば、どちらの側の言っていることが正しいかすぐにわかるだろう。組織風土をイノベーションにとってより友好的なものに変えるには大量に資源を投じ、長い年月がかかる。

企業風土はトップから変わる。チーフという頭文字のつく経営の超上層部(CEO、COOなど)が自分かちの風上は問題がないと考えるかぎり、けっして変わることはないだろう。だからこそマッキンゼーの調査は、多くの会社はなぜそんなに経営トップ層が革新的でないかをよく説明している。

組織が実際にイノベーションをどのように起こすかという観点から見れば、組織にとってとくに効果的な手段がさらに二つある。一つは、組織の人間にイノベーションのために何が必要かを伝えること。もう一つがイノベーション活動で従業員に自由を与えることだ。

組織のリーダーはみなにあれと熱心に説くが、みなその意味がはっきりとはわかっていない。どこへ行くのか不確かだからどこにも行こうとしない。だからイノベーションをもっと起こしたいと考えている組織は、どんなイノベーションがもっとも価値があるのか従業員にはっきり伝えることで大いに報われるだろう。

イノベーションは、稲妻のように突然訪れることはないのだから、イノベーションを起こしたいと願っている分野で達人となるためには、誰もが莫大な時間をつぎ込まなければならない。もし組織が間違った方向を指示したら、組織の資源は膨大に浪費されることになるだろう。だから正しい方向を明確に伝えなくてはならない。もっとも重要なことは全員が組織の優先順位を理解し、どこでイノベーションを起こせばよいのかがわかっているということだ。

もう一つの方法は、従業員にイノベーションの自由を与えることだ。これは動機の問題として重要だ。3M社やグーグル社のようにイノベーションでもっとも注目される企業は、どうしても従業員がやりたいと感じるプロジェクトに就業時間の一部、典型的には10〜20%の時間を自由に使わせている。そうした個人的なプロジェクトがいつも企業を助けるわけではない。そこにはリスクがある。

しかし、こうしたプロジェクトを採用することでもたらされるプラス面は、従業員の自主性に任せるという方針が、信頼の風土を具体的に表し、それが従業員に広く認知されることにある。

デイビッド・N・パーキンズは、以下のように記している。「個人のコミットメントとか情熱という一般的に価値が高いとされているものが、創造的思考とも関係しているということが証明されているのです。創造するという営みは、通常思われているよりずっと意図的な努力の結果なのです」。一つの分野で達人になろうとすることは、長くつらい仕事を成し遂げようとすることだ。そして意図的に革新的であろうとすることで、創造性も生まれてくる。

一般に考えられているよりも創造性は自分の手の届くところにある。すべての達人と同様に必要とされる困難な仕事を進んで取り組む気持ちがあるかどうかにかかっている。この点に関していうと、とくにイノベーションに関する研究はどんな分野にしろ、高い業績を上げるために意味ある質問を投げかけてくれる。どれだけ人生の早い時期に究極の鍛錬を始めなければならないのか。人生においてどれほど後になっても効果があるのか。


ーーーーーーーーーーーーー

偶然ですが、数週間まえからUNESCOにInnovation Cafeというネットワークの場を設けました。役職とかポジションとかすべて忘れて、リラックスして集まって、自分達のミッションを見直して、頭に浮かんだアイデアをどんどん共有して、問で研いで、文書にして事業にできればと目論んでいます。

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長く書いて(写して)すみません。お読みいただきありがとうございます。







ラベル:innovation
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2010年11月11日

愛なき力・力無き愛


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力は、適切に理解されるならば、目的を達成する能力にほかなりません。それは社会的・政治的・経済的変革を起こすのに必要な強さです。

歴史上の大問題の一つは、愛と力の概念が、たいていは相反するもの、対極にあるものとして対比させられてきたことです。

その結果、愛は力の断念と同一視され、力は愛の否定と同一視されています。今こそ、この誤りを正さなければなりません。

私たちが理解しなければならないのは、愛なき力は無謀で乱用をきたすものであり、力なき愛は感傷的で実行力に乏しいものだ、ということです。

現代の深刻な危機を生み出しているのは、この道徳なき力と力なき道徳の衝突なのです。
                 
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア「ここからどこへ行くのか」



posted by ichiro at 09:50| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月05日

Connection



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つながり(社会的ネットワークの驚くべき力)ニコラス・A・クリスタキス ジェイムス・J・ファウラー
Connected  - The Surprising Power of Our Social Networks and How They Shape Our Lives. 

これから2015年以降の教育開発を見据えるときに、とても大きな可能性を秘めているCloud, Open, and Connected Educationにとても期待・興奮しています。今朝、上記の本を読みました。面白かった箇所をここに引用させていただきます。


社会的ネットワークには一種の知性が見られ、それが個々のメンバーの知性を高めたり補ったりする。たとえば、個々のアリには知性がなくてもアリの巣には「知性」があるし、鳥の群れは個々の欲求を結びつけて飛ぶ方向を決める。社会的ネッワークは、時間や人びとを超えて伝わる情報(信頼の規範、互助の伝統、口述された歴史、オンラインのウィキなど)を捉えて内包することができるし、無数の決定を総合するための計算もやってのける(ある製品の市場価格の設定や、選挙における最善の候補者の選定など)。ネットワークは個々のメンバーの知性とは無関係に、こうした力を発揮できる。(P358)

私たちが手にしているネットワークは、いねば世界に広がる神経系のようなものだ。このネットワークのおかけで、私たちは地球上のほとんど誰とでもメッセージをやりとりできる。人びとのつながりが過剰なまでに増えるにつれ、情報の流通はいっそう効率的になり、入の交流はさらに容易になり、私たちが日々管理する各種の社会的絆はますます増えていく。こうしたあらゆる変化を通じ、私たちホモ・ディクティアス(ネットワーク人)は、共通の目的に向かって行動する超個体にいっそう似てくる。ネットワークが集団としての目標を生み出して維持する能力は、ますます大きくなっている。現時点で人から人へ広がっているあらゆるものは、やがて、より速く、より遠くへ広がるようになる。(P360)

だが、つながりが増える一方の世界では、多くの絆を持つ人がさらにつながりを増やし、絆を持たない人はさらに大きな後れをとることになりかねない。その結果、社会的ネットワークの特定の位置にいる人にますます恩恵が集中するかもしれない。それこそ、真の情報格差だ。ネットワーク格差が機会の格差を生み、拡大する。実際、つながりの多い人が同様につながりの多い人とつながる傾向が社会的ネットワークの特徴であり、神経、代謝、機械、人間以外のネットワークなどと異なる点だ。逆もまた真である。つながりの乏しい人たちは、その友人や家族も大きなネットワークから切り離されていることが多い。(P372)

社会的ネットワークの驚くべき力は、他人から受ける影響だけではない。私たちが他人に与える影響もあるのだ。スーパースターならずとも、そのような力は持てる。つながればいいだけだ。人間がいつでもどこでもつながっているということは、一人ひとりが、自分で気づいているよりも大きな影響を他人に与えているということだ。自分自身を大切にすれば、大勢の人たちが同じようにする。思いつくままに親切な行いをすれば、数十人はおろか、数百人もの人にその行いが広まるかもしれない。善行を一つ積むたびに、私たちを支えているネットワークそのものを支えるのに手を貸すことになる。(P376)

すみません、随分と長々と引用してしまいました。人の繋がりがドンドン加速していきます。教育もすべての国で変わっていきます。この好機をより多くの人の能力発達と幸福に導くためにどう動くべきなのでしょうか。


本日もブログをお読みいただきありがとうございます。


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2010年10月21日

3つのC





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年収が390万円、年の出費920万円、借金1億円 これは日本の財政と同じ状態です。柳井正さん(ユニクロ)、大前研一さん、多いに怒り、警笛をならし、改革案を提案しています。 この国を出よ(柳井正+大前研一著 小学館) 

日本破綻は3年以内、変化を嫌い「安定した幸せ」を望む若者だらけの「日本病」、ブレて嘘ばかりの選挙屋、日本はすでに真っ暗(この先暗いのではない、すでに真っ暗、でもたくさんの人がみても無視している)と表現していますが、まだお二人とも希望と情熱を捨てていません。

大前さんは教育改革を以下のように提案しています。(以下、引用です。省略部もあります)

グローバルに稼げるかどうかが世界基準

これからの教育に「3つのC」の観点を導入することを提案します。
これは経営戦略の基本的はフレームワークである[Customer, Competitor, Company]の頭文字です。
ビジネスの世界の鉄則ですが、そのまま教育にも当てはまるのです。

最初のC。教育にとっての「顧客」は将来採用してくれる(買ってくれる)企業です。まず、教育の本質を「どの企業(国内のみでない)も欲しがるような人材」を育成する方向へ転換します。社会人やビジネスマンとしての教育は企業がおこなうより先に学校教育の段階から始めます。

その理由は、次のCの「競争相手」にかかわるからです。競争相手は、中国、台湾、韓国、インド、ヨーロッパ、アメリカです。国際競争でメシをたべていくための武器になるのが、「英語力、IT、ファイナンス」の3種の神器です。そしてそれらをすべて駆使したものが、人を動かし結果を出す「リーダーシップ」となります。

最後のCの会社を教育では「自分」に置き換えます。要するに、今の自分がおかれた状況や存在する問題を把握して、方針や解決策を探る力を鍛えることです。これまでのように答えは用意されていません。教師は子供たちが「答えを探してみつける」ための道筋を立てる伴走者になるのです。

-------------

この本のタイトルは、この国を捨てよという意味ではありません。「熱いアンビッションと不屈のスピリッツを胸に、日本を出よ!ジャングルで生き延びる知恵を身につければ、前途には洋々たる未来が広がっている」という二人からのメッセージです。

残念ながら、数年以内に日本の教育がドーンと変化することはないでしょう。でも、3つのCは個人で常に自分で問い、突き進めて行くべきだと思います。

海外で生活してもう15年以上が経過します。とても高い能力、やる気、賢さ、人格の日本人にたくさん会いました。しかし、英語力(コミュニケーション力)やIT力が不足していて、それらの資質が十分発揮されていないのをみることも少なくありません。

総合的にみると、資質的には半分以下の人材に総合力で大きく引けをとっていたります。自分も含め、これには本当にイライラしてしまうことがあります。


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ブログをお読みいただきありがとうございました。今、ラオスに出張中です。(21日)









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2010年10月10日

希望と気力


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「社長の習慣」祥伝社はとバスをV字回復させた宮端清次さんの本です。「かきくけこ人生」とても参考になりました。以下は本からの引用です。


「かきくけこ人生」
 
現在は、これまでの経験をもとに、主に経営に間する講演を行なっています。

 そんな私が信条のひとつにしているのが「かきくけこ人生」です。
 
「か」は感謝であり、感動です。
日本の婦人解放運動に尽力した加藤シヅエさんは、著書の中で「1日にどれだけ感動を味わうかによって人生が変わる」と言っています。私も日々人に感謝し、感動する気持ちを忘れずに過ごし、人生を豊かにしていきたいと思います。

「き」は希望です。
「物をなくせば少し失う。信用をなくせば大きく失う。希望をなくせばすべてを失う」。たしか、アメリカのケネディ大統領の言葉と記憶していますが、その言のとおり、希望を失うことは、イコール、生きていく気力を失うことです。ですから、どんな状況にあっても、希望だけは失ってはいけないのです。

「く」は苦労と訓練です。
昔から「苦労は買ってでもしろ」と言われるように、苦労することによって人は成長します。また心(脳)と身体を鍛えるトレーニングが必要です。まさに「生涯学習」こです。
 
「け」は健康です。
身体と心が共に健康であること。これは、この世に生を受けた誰もが、第一に願うことと言えるでしょう。

「こ」は貢献です
人の役に立つ。世のため、人のために働くことです。人は、自分以外の誰かの役に立っていると感じることによって、白身の存在価値を実感できるのです。
 
これら5つのことを、日々忘れないようにと、「かきくけこ人生」と命名したわけですが、どこまで実践できていることやら……。まさしく「言うは易し、行なうは難し」です。

今、都庁の先輩からいただいた「オレがオレがの我を張るよりも、おかげおかげの下で暮らせ」という言葉を想い起こしています。「かきくけこ人生」は、私にとっての永遠のテーマといえるでしょう。

----------

ケネディ大統領の言葉、いいですね。信用よりも大きなもの、希望。希望とは生きていく気力。この気力に年齢はあまりないと思います。

世の中の敵でもっとも手強いのは自分のエゴだと常々感じています。思いっきりやっつけたつもりでも、いつの間にかまたゾンビのように生き返ってきて気持に蔓延している自分を見つけます。


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今日もブログをお読みいただきありがとうございます。


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2010年10月01日

上質と手軽


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とても面白い本でした。上質と手軽さの選択について。

卓越した人々は、慎重に考えぬいたうえで難しい選択をする勇気を持ち合わせているうえ、「何もかもできる」などという錯覚に陥ることなく、自分が抜きん出る可能性のある分野だけに力を注ぐのだ。(中略)その概念とは

「心を鬼にして上質さと手軽さのどちらかひとつに賭けようとする者は、煮え切らないものよりも大きな成果を手にする」

オレンジの部分は本(カバー)からの引用です。

どちらかに絞らず、上質が売りであったのに、手軽分野に手を出し失敗する。超優良企業だとしても、間違いを起こしてしまうらしく、スターバックス、アップル、マイクロソフト、その他の失敗が数多く載っています。

日本のユニクロは手軽さに掛けて大成功したいい例でしょう。筆者はどの業界でも上質のきわみと手軽の極みの企業やサービスがあり、それぞれ成功しているといっています。航空業界では専用ジェットが上質のきわみ、手軽のきわみはサウスウェスト航空。

筆者は教育に関しても、この選択が当てはまるといっています。アメリカでのハーバード、スタンフォード、イェール大学等の上質はその高い権威とブランドで、上質のきわみで存続しつづける。

一方、ネット、オンライン、オープンソース型の高等教育の導入でより多くの人が手軽に、安く教育を受けられる。

また、本の中にこんなのもありました。

「グーグルが世界最高の教授陣100人を引きぬいてサイバー大学を開校し、広告を収入源にして学費をタダにすれば、高等教育の世界をいとも簡単にゆるがせるだろう。」テッド・レオンシス(AOL創始者)

教育開発で途上国が必要としているもの、より教育を広めるためのキーワードは「手軽さ」だろうなと思いました。

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本日もブログをお読みいただきありがとうございました。


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