2010年05月17日

お金集め


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国連の仕事で大事な仕事の一つはこれです。お金集め。各国政府からの国連へ分担金をいただき、それが本部から国事務所に送られてきます。これは国事務所の全事業費の約10%から30%です。この数字は各国連組織、国事務所によって異なります。

では、ほかの70%から90%はどうするのか? 資金集めに西へ東へ走ることになります。国事務所の所長の仕事はこれで大忙しです。現地の大使館を尋ねたり、ドナーとなりえる組織と頻繁に連絡をとりあいます。

このところ民間・財団の資金も入ってきていますが、まだまだ政府(その国民)からいただいているのがほとんどです。

厚さ勝負でなく、こんなのをいくつか用意するといいと思います。

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1ページプロポーザル(企画書)では8つの要素が大事だそうです。以下、上記の本からの引用(中略含む)です。この本にはサンプルがたくさんついています。英語環境でお仕事されている型はオリジナルの本 THE ONE-PAGE PROPOSALを購入されるのがいいと思います。

1 タイトル
1ページ企画書がもっと長いビジネスプランをインパクトや明瞭性、意図を薄めることなく紙一枚に圧縮したものだとすれば、タイトルはIページ企画書をワンフレーズに圧縮したものだ。

2 サブタイトル
タイトルのすぐ下に書く。タイトルの言葉を受けて、そこに色彩を加え、情報や説明を補足する。

3 目的
「企画意図」と言い換えてもいい。その企画がなにを目指しているのかを簡潔に説明する。

4 サブ目的
どんなプロジェクトでも、目的は一つだけではないだろう。副次的な目的は、それ単独で企画を動かす力はなくても、中心的な目的を補完し、企画のメリットを大きくすることにより、企画書の説得力を高める効果がある。

5 理由
ここで、あなたの企画を売り込む。一個二個の短いパラグラフで、そのプロジェクトを推進すべき理由とそれが実行可能である理由をすべて語る。リサーチによって人手した具体的な情報の多くは、ここに書き込む。読み手の疑問を先取りして、企画の妥当性を主張しなくてはならない。

6 予算
コストや売り上げ予測などの数字を扱う項目だ。企画を実現するために必要なそれ以外の経済的な資源についても、ここで説明する。

7 現状
いまの状況はどうなっているのか? これまでになにがおこなわれたのか?・ 企画のどの要素がすでに実現しているのか?・ 誰に話がもっていかれているのか?・ すでに合意に達したものはあるのか? これらの疑問に前もって答えるのがこの項目の目的だ。

8 要望
「それで、どうしてほしいの?・」という読み手の問いに答えるのがこの項目だ。1ページ企画書でこれまで書いてきたことはすべて、このワンセンテンスの準備だと言ってもいい。


順序を変えることなかれ

それぞれのパートは、階段のステップのようなもの。読み手はそれを一段一段上って、あなたの企画に対する知識と関心を高めていく。この順序を壊すと、企画書は説得力を失ってしまう。


参考サイト・動画



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いつもお読みいただきありがとうございます。



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2010年01月31日

読売新聞


Mobile Literacy Programme(携帯電話識字教育プログラム)の記事が、読売新聞(衛星版)に載りました。昨日か今日のでたもので、海外でのみ手に入るもの、とのことです。

記事を書いてくれたのは、パキスタン日本代表サッカー部に所属する友達の酒井圭吾さんです。毎週土曜日にサッカーをやっています。酒井さんに感謝です。

ちなみに写真は家の中で撮影されたもので、下半身はスエットパンツです。360.gif

yomiuri.jpg

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いつもお読みいただきありがとうございます。 (宮沢) Image0235.gif


posted by ichiro at 13:43| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月17日

いろいろなハラスメント


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国連の中にもいろいろなハラスメント(嫌がらせ)があるようです。連日、暗ネタですみません。

バングラディシュで働いていたときに、国連スタッフにこのハラスメントに関する調査が行われました。

もっとも多く報告されたハラスメントは
  1. パワー・ハラスメント
  2. セクシャル・ハラスメント
  3. ファイナンシャル・ハラスメント


最後のやつ、なんだか想像できますか?

自分も全くピンとこなかったのですが、これは古株のスタッフが新入りスタッフに何度もお金を借りて返さない嫌がらせだそうです。新人いびりのようです。なかなかニクイですねぇ。

そうそう、パキスタンでは3つ目はあるかどうか定かではありませんが、1と2は結構あるようです。

新しいスタッフ(特に若い女性)が入ってくると、いない間に大事な資料を捨てられたり、仕事ができないように男性スタッフがグループで嫌がらせすることもあると聞きます。

内部的に余計なエネルギーを浪費せず、チームとして助け合い、いい仕事したいですねぇ。


posted by ichiro at 08:15| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月01日

こ、、こやつできるな 4

ブログ更新のない間もアクセスをいただき本当にありがとうございました。 また、コツコツと更新させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

今回は、こやつできるな4と会議会議会議3を兼ねています。タイトルは

10.自発議事録取り

議事録は誰もがやりたがらない仕事のひとつ。特にすこし大きな会議や、いろいろな国の参加者がいるときは、すこしビビる。

理由は、発言の内容がわからなかったらどうしよう。誤解してしまったらどうしよう。ううっ、面倒だ。

特にいろいろな国の人がいたりすると、会議の内容がいろいろな方向に飛んだり、数分で発言すべきところを10分かけて発言する人、何が言いたいのかポイントが曖昧な場合もかなり多い。

事前に議事録を誰がとるか決められてない場合、またわ内部の会議ではファイト一発・清水の舞台から飛びおりるつもりで自ら手を挙げて議事録取りやってしまおう。 以下がその多大なメリット

  1. 会議により真剣に参加しようとする。
  2. 発言を聞きながら「この人は何が言いたいのか」よく考えられる。 (この場合はキーワード・メモ取りがいい)
  3. 会議結果の内容・方向に関してかなり主導権をもてる。(自分で理解したように)
  4. みんながいやがることへの手を挙げるハツラツさは、上司・同僚からかなりの好印象をうける(こ、こやつやるな!)
完璧な議事録を最初からつくるのは不可能、ドラフトを作ってあとは参加者に修正してもらえばいい。
ただ、最初から長いダラダラしたものをつくると、参加者からの修正が遅れる、もしくはこないと思った方がいい。


参考図書:30秒で開いてを動かす!コーピング・コミュニケーション術 田中ウルヴェ京 フォレスト出版

posted by ichiro at 10:54| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

こ、、こやつできるな 3

9. Diplomacy (柔らかい言葉で暗示する)

いくつかの言葉や言い回しを知っておくと便利で、モノと事がサラサラ進むこともある。これは組織の外部でも内部でも同様。以下、すこしだけ腹が黒くなってしまいそうな言葉を紹介。

  • You ではなく常にWeを使う (チームメンバーやパートナーが失敗やミスをしてもYouではない、Weをつかう。Weをつかっても本人には分かる。)

  • You know much better than I do (相手がまだ気づいていない時は、このフレーズから入る)

  • Shareを使う(tellが強すぎるときはこれ、I would like to share my concerns,,,)

  • 何か望ましくないことが起こった時、Unfortunate をつかう (個人攻撃はなし、すれば必ず何倍にもなって帰ってくる。特にパートナー・カウンターパートの場合)

  • I feel more comfortable with,,,  (微妙な関係の時に自分の好きなほうを勧める)

  • Please correct me if I am wrongで始めれば、なにか突拍子もないことをいうときや超頑固モノと話すときに受け入れられやすい。

  • Inefficientやtoo busy, またはswampedを使う。どうしても、Ridiculus, Useless, No capacity等の意味を言わなければならない時

  • In my view,,,, (私としては、、を使うとソフトになる)

どんな場所や状況で発言をするときも3つの重要ポイントがある、それらは誰が、何を、どう話すか。残念ながら、殆んどのケースで最も重要視されるのは、「誰」。そのつぎに「どう」。そして最後に「何」。官僚的な組織であればあるほど、この傾向は強い。

あまり細かいことに拘りすぎるとただのオタクになる。でも、必要な潤滑油。

もっといいのがあれば教えてください。
posted by ichiro at 12:27| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月02日

スマイリング・ブッタ?

いまの仕事をしていて有難いなと思いつつ、受けた瞬間からプレッシャーを感じるものがある。それはイベントや会議でのスピーチやプレゼンだ。

どこかの調査によると人間のもっとも恐ろしいと思っていることのひとつは人前で話をすることらしい。

UNICEFにいたときはそれほど機会はなかった。UNESCOはTechnical Agencyであり、ワークショップやセミナーを開くことも多いし、またInternationalなんとかDayに呼ばれてペイペイの自分が数百人の前で喋らされることもある。与えられたスピーチ・タイトルに自信があればいいのだか、ほとんど関係ない分野のときもある。

パキスタン・スピーカーの人は壇上に上がりほとんどタイトルを無視して話したいことを30分ぐらい話していることも多い。その太さ、憧れる。

プレッシャーと同時にこう思うようにしている「これは練習だ。」 「練習の機会を与えてもらい有難い、いろいろ試してみよう」と思うとすこしだけ気休めになる。

マイクの前に来ると、数秒がとても長く感じる。不思議だ。3秒の沈黙が30秒ぐらいの沈黙に感じる。聞いてる人からは3秒は3秒なのに、、。

それほど多くはない経験だが、水と深呼吸はとても効果があると思った。スピーチの順番を待っているときにたくさん水をゆっくり飲んで、呼吸は何度もゆっくりはいてから吸う。

また、喋る前に聞いてくれる人を全体的に見て、アイコンタクトをして。できたらひと笑顔振りまきたい。(可能であれば、、) また、最初に感謝の言葉から始めると調子いいことが多い。 

そのせいか去年いくつかの場所で「あなたはSmiling Budda(スマイリング・ブッタ)ですか?」と言われた。からかわれているのか、喜んでいいのか複雑だ。しかし気に入ってその後しばらく自己紹介で使っていた。バチがくる、そのうち。

国連の立場は面白い。たとえばバイドナー(2国間の関係)であれは公的な場所や会議の発言にかなり気をつけるところがある。政治的な局面が大いにあるためだ。

国連の場合、人権に絡めてハッキリと言いたいことがいえる。そして専門組織から来ているということで意見を前向きに受け取ってもらえることが多い。

先週は2回、スピーチ・プレゼンの機会があった。すこし勢い余って鼻息だけが荒くなってしまい、聞いている人に引かれてしまった。なかなか上手くいかないものだ、、。

posted by ichiro at 12:21| ニューヨーク 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

完璧コラボ

このブログをたくさんの方に読んでいただき本当にありがとうございます。


最新のデータによると、パキスタンで働く国連スタッフの数は3500人、そのうちインターナショナルスタッフは200人、あとはローカルスタッフ。

インターナショナルスタッフの比率は6%弱。これは各機関で微妙に違ってくる。しかしどの機関でも圧倒的にローカルスタッフが多い。

組織の主要ポストはインターナショナルが配置されているが、パキスタンのようにローカルがとても強いところはいい意味でも悪い意味でも、ローカルがかなり中心になって組織が動かされる。

どの民間企業や政府でもあるように、内部でのいろいろ揉め事はある。インターナショナルとローカルが衝突してしまえば、組織として機能できなくなる。組織として外に対して成果を出すエネルギー・時間は内部の揉め事でかなり減らされることもある。

また、インターナショナルのいいところとローカルのいいところがしっかりとマッチすればよりよい成果が生まれる。

独断偏見だか、以下が双方の一般的な長所と短所。もちろん個人差はかなりある。

インターナショナル

長所
  • 結果重視
  • 高いアカウンタビィティ意識
  • 効率的
  • 論理的
  • 国際経験豊富 
短所
  • 期間限定(2,3年)で国への思い入れが弱かったりする。
  • 国の歴史・文化関して弱い
  • おめでたい
  • 現地の言葉を喋らない

ローカル

長所
  • 業界(セクター)の人・政府にコネが強い
  • 歴史、いままでのセクターの動きをよく知っている
  • 国やセクターに関する情報が入ってくるのが早い
  • 文化・言葉の壁はなく、しきたりや手順を良くわかっている

短所
  • 手段重視
  • ヤル気うせている
  • かなり保守、伝統的、頑固
  • 言葉重視 アクション放棄


自分達がよくやってしまうのはお互いの短所を見つけ、非難しあう。そして、ローカルがインターナショナルみたいに、もしくはインターナショナルがローカルみたいになるように願う。

しかし、お互いに短所と長所を認めあって長所(強み)を重ねれば強い組織になる。


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2008年10月24日

国連職員のサラリー

すこし恥ずかしいタイトルですが、「国連で仕事」と考えている人にとり参考になれば幸いです。

これに関してブログ上で質問もいただきました。有難うございます。

数週間前に仕事上で探し物をしていて以下のサイトを見つけました。このサイトは簡単明瞭。

http://sas.undp.org/webforms/salaryCalculation/SalaryCalculation_UK.asp

Grade(役職)を入れて、家族構成、赴任国をいれると月給(手取り)が一番下に出てきます。

例えば、Grade P2(平社員)として独身でケニアで働くと手取り4,736ドル。
同じ条件でNYの場合は5,594ドル。 大変残念ですが、ボーナスはありません。

基本的に年齢と国連のGrade(役職)はあまり関係ありませんが、参考までに自分の感覚でいうとこんな感じです。もちろん若くてもドンドン出世していく人はたくさんいますが、民間ほどではありません。

25-34才  P2 (平)
30-35才  P3 (係長)
35-45才  P4 (課長)
45-55才   P5 (部長・所長)
50-62才   D1 (事務所長)
55-62才  D2 (事務局長)


Stepというのは毎年1つ上がります。Contractは正規職員の場合は100それ以外は200です。給料にあまり差はありませんが、福利厚生が違ってくるようです。

月給だけをみるのはすこし近視的なので、他にスタッフにとって有難いと思われる点は、

  • 子供の学費75%負担
  • 年金制度ともらえる額はけっこういい。(現役であったときの給料の6割ぐらい?)
  • 有給(年30日)は取らないと契約終了時に会社が買い取ってくれる。

パリやNYに赴任すると貯金は中々できないようですが、途上国にいればある程度貯金はできると思います。

「安ー!」それとも 「ボチボチー」 それとも 「ワオ、いいじゃない」と感じられましたか?

posted by ichiro at 10:46| ニューヨーク ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月10日

こ、、こやつできるな 2

昨日のブログネタに書き足します。

6.短いemail  民間の忙しい人は毎日500以上のメールを受け取ると聞きました。国連では所長クラスでも200から300でしょう。まあ、どっちにしろたくさんです。彼らに読まれるメールは短いものです。また、そういった忙しい人、能力の高い上司からのメールは常に短いです。余計なところがありません。 

丁寧である必要はありますが、ダラダラ書いたり、メール上で論議している(自己マン、うふふ)は無視されると思っていいでしょう。でも、上司によってはフォトリーディングのようにさっと見て内容をキャッチできる人もいるので長いと絶対だめという訳でもありません。 

短くするには書く前にポイントは何か考える必要があります。また、書いた後に削ることも必要です。要点絞れていて短い=親切 と思ったほうがいいです。そう思うと、自分のブログは長いですね、、す、すみません。

7.英語力(書く読む これは常に向上させる必要があります。自分はいまだに英語のミスで怒られます。2年間、修士を海外でとればそれなりに英語力はつきますが、それはあくまでもスタートラインに立っただけです。そこからです。

8.ロジカル力 常に目的(最終地点)と手段を混同しないようにすること。これは誰もが経験してしまうことです。いろいろ論議する間にいつの間にか手段であるはずのことを目的だと思ってしまいます。

この業界ではPCMとかZoppとかが主流です。その基本コンセプトは知っていたほうがいいです。また、マッキンゼー出身者の多くが、MECEとかロジカルシンキングに関してたくさん本を出しているので参考にされるといいと思います。個人的にはPCMとマッキンゼーの方々の問題解決法はとても似ていると思います。両方のキモは問題の木、解決の木だと思います。

すこし前ですが、PCMのトレーニングを政府の人にしました。このときのプレゼンを添付します。Session Presentaion (PCM) final.ppt もとはどこかのウェブで見つけたファイルを必要に合わせて改良させていただきました。改善してドンドンお使いください。

今日はこんなところです。また、長くてすみません。最後にバングラのシレットのかわいい子供達を添付します。

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posted by ichiro at 10:46| ニューヨーク ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

こ、、こやつできるな 1

JPOというとても有難い制度がある。国連で2年間働けて、お給料は日本政府が国連を通して払ってくれるものだ。国連にとっても、政府にとっても、働くものにとってもいい制度だ。狙いは2年間を終えて、なんとか組織に残ること。

これがなかなか難しい、なぜなら国連は逆ピラミッド組織でおじさんおばさんのポストは山ほどあって、いい人材が欲しいのだけど、「これからの若者」のためポストがとても少ない。JPOになることよりも、残ることが数倍難しいことは確かだ。そういう自分も失敗例の一人だ。

JPO期間を含めて国連での経験は今年で8年目だ。今思うと、こんなところが自分に足りていなかった、こんな新入りがいたら強い、そしてドンドンのし上ると思う点が見えてくる。誰から見ても、「こ、、こやつ若いのにできる」と思われる点を以下に書いてみます。

  1. 発言力 ダラダラしゃべるのはだめ、要点をきっちり、ゆっくり、クールに言う。抽象的なことを具体的にいうと効果があります。若いからといって遠慮はだめ。みんな分っているからいいや、自分の意見は的外れかなとか日本人的に考える必要はありません。的外れを経験せずに、的に当てられるようになりません。会議での発言は全部将来への練習です。
  2. プレゼン力 10分のプレゼンでしっかり伝える力をつけましょう。プレゼンは簡潔さと勢いが必要だと思います。これも練習です。うまくなるにはたくさん失敗するしかない。自分の経験からいうと、分る=同意のケースが多いです。また、分る=賞賛 です。なぜなら、この業界、PPTのひとつのスライドに200語いれて、読む人がとても多いからです。参考資料を添付します。PERFECT PRESENTATIONS.ppt
  3. 統計データ力 教育に関する統計やデータの指標は何一つ難しいものはありません、ほとんどただの割り算です。日本の教育をうけていて、エクセルが使えればなにも怖いものはありません。でも、業界でこの統計やデータを理解していない人、恐れているひととても多いです。チャチャと統計整理したり、発言するときに数字をすこし並べると「なんて奴だ」と思われます。
  4. システム理解力  国連組織のほとんどが業務実施のためのデータベースソフトを使っています。UNDPはアトラス、UNICEFはプロモス、UNESCOはFABSなど。名前は違っても基本的な道理は同じです。いち早く、このシステムを理解しましょう。複雑に見えますが、内容は簡単です。要するに、入ってくるお水(fund)をバケツ(project code)にわけて、使用目的によってビニール袋詰め(reservation/requisition)してから使う(payment)。袋詰めや使用する際にはいろいろとハンコ(サイン)が必要です。
  5. まあこんなもんでしょ 途上国で国連事務所の8割り以上のスタッフが現地スタッフです。能力は高い人もいますが、10年以上若者を蹴落としている人、まったくヤル気なしの人といろいろです。全体的に組織能力はとても低いです。受け止めなくてはいけない現実です。あまりカリカリしないように、すると泥沼に入ってしまいます。上司もいろいろです。上司をマネージするのは部下の仕事です。途上国にすむ事は何度やってもやはりストレスがたまります。自分のストレス発散方法をしっかり築いてください。
とりあえず、だらだらと書いてしまいました。また気付いたら書きます。


posted by ichiro at 11:05| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 国連職員 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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