2009年07月17日

Sialkotに行ってきました。

昨日、ブログをアップした後、国内出張でSialkot(シアラコット県)にいった。サッカーボールやスポーツ器具、また手術用品をおおく生産しているところ。10年ぐらい前、Child Laborで有名になったところでもある。

ブログで以前にに紹介した携帯電話識字プログラムを実施している。

写真を添付します。詳細は明日、、。

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posted by ichiro at 10:43| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

Looking to the Sky

タリバンとの戦いが行われたスワットやブネイは現在政府の管理下になった。

そこに住んでいた人は国内避難民(Internally Displaced Person:IDP)となり、キャンプや親類の家に滞在している。このブログでも触れたが、その数なんと2百万人にのぼるといわれている。

政府の管理下になったということで、1カ月前から政府は避難民にスワットやブネイに戻るように奨励しているがなかなかそううまく進まないようだ。

いろいろな理由がある。

1.またいつタリバンと政府との戦いが始まるかわかない
2.電気、水道、ガス、がまだない。
3.家・建物が破壊されて住める状態でない。

昨日、キャンプに関する報告会のようなものに参加した。そこでUN-HABITATのスタッフからこんな話をきいた。キャンプにいる女性からの声とのこと。

私はできるなら、キャンプにいたい。キャンプではいろいろな人に出会える。テントからいろいろな人が出たり、入ったり、あいさつしたり。なんといっても空がいつでも見ることができる。村にいるときは家から出ることもあまりなかったので、そんなことはほとんどできなかった。
posted by ichiro at 10:55| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

Pakistan Literacy Year 2010

数日前にパキスタンの首相が「2010年はパキスタン識字年」と宣言した。
Pakistan Literacy Year 2010-.pdf

これはNGO、ドナー、教育を促進しようとする有識者・政府官僚、その他の関連組織・人の集合的な努力の結果であろう。教育に関して度重なる提唱を行ってきたUNESCO・UNICEFの貢献もすくなからずあるはずだ。(と思いたい。)

この素晴らしいニュースに驚くとともにこの好機をいかに有効につかうべきなのか、いろいろなアイデアが浮かんできた。

もちろん、政府がこのような宣言をすることは初めてではない。自分がここにいる数年間でも教育に係わる政府の宣言は4つはあった。まだひとつも守られていない。宣言をすると政権が代わってしまったりして続かなかったりする。新しい政権が引き継ぐことはまずない。

今回は識字「年」ということでいろいろな活動が政府や市民団体とできる。しかしながら、いままでのような政府官僚や政治家が参加するアドボカシーや政府主体のイベントばかりでは大きな結果は生まれない。

また、批判的なNGOや大学、その他がただ集まって、問題・文句を片っ端からリストして政府に提出するのもあまり意味がない。

そんなことを考えているとこんなフレーズが頭に浮かんだ。

Ask not what the government can do for illiterate people but Ask what you can do for them! 

どっかできいたようなフレーズ、、、。こんな気持ちがパキスタンのより多くの人に広がったら、識字問題だろうかEFAの課題だろうが瞬く間に解決してしまう。

posted by ichiro at 14:28| ニューヨーク ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月18日

イスラマに戻りました

昨夜、イスラマに戻りました。更新していない間も沢山の方がブログにアクセスいただき本当にありがとうございます。

2週間の休みをいただき、日本で大事な時間を家族と過ごすことができました。

その間、パキスタンの治安情勢は悪化、いままでで一番悲しいNewsもありました。

また、コツコツとブログ更新させていただきます。

これからもどうぞよろしくお願いします。


posted by ichiro at 10:42| ニューヨーク ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

キャンプと天竺?2

今回キャンプを視察した理由はキャンプにて識字・Non-formal Educationコースを開けるかどうかを検討するためだった。

以前はキャンプで最も必要なのは水、食糧、シェルター、服のみと思っていたので無理に教育プログラムを勧めるのは気が進まなかった。また、どのくらいキャンプに避難民がいるかも未定である。

自分がIDP(国内避難民)だとしたら、水や食べ物が一番欲しくて、はやく自分のいた村に帰りたいと思っているときに、教育どうのこうのは有難迷惑・大きなお世話のように感じるだろうとおもっていた。

でも、実際にいってみると多くの人が暑さでだれているのもあるが、沢山の人がとても暇そうに時間を過ごしているのをみた。また、村にいるときは識字センターは遠かったが、キャンプ内ではどこでも歩いて数分でいける。

すでにあるキャンプ内の小学校や中学校の校舎や先生を使えば、すぐにでも識字クラスは始められる。10代後半や20代の女性が対象になる。識字は絶え間なく向上させていくものであるが、基礎は3カ月でひと段落はつく。

気になるのは言語。この地域のひとはパシュトーン語を話す。一番いいのはこのパシュトーン語で読み書きできるようになること。しかし、政府と識字コースをやることになればウルドウ語になる。言葉の問題は極めて政治的。

キャンプ近辺の中学校も訪れた。通常は5月末に1学期は終了するが、4月末に学校は閉鎖されて、IDP(国内避難民)の避難所となっている。訪れた、女子高校には教室が7つあったが、そこには100人以上の人が住んでいた。

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3つのキャンプと学校を訪れた後、すぐイスラマバッドに帰る予定であった。地元の人たちやNGOスタッフに「文化遺産の場所がすぐ近くにあるからいってみろ」と勧められた。あまり興味がなく断るが、強く勧められて結局渋々いくことになった。

10分後についたのは、タフテ・バヒー(http://ja.wikipedia.org/wiki/タフテ・バヒー 世界遺産?!
2000年前に丘の上に造られた仏教寺院。その丘からはガンダーラ平野が一望できる?

えええええっ、ゴダイゴガンダーラモンキーマジックミッキー吉野!?

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全体360度画像が見たい方はこちら。
http://www.world-heritage-tour.org/asia/south-asia/pakistan/takht-i-bahi/in-the-heart-of-the-monastery/sphere-flash.html

丘の緑と、澄んだ青空、2000年前の建物とそこにある独特な空気、自分の無知・無関心を忘れ、夢中でシャッターを押していた。右上の個室は瞑想室だったらしい。右下の写真のガンダーラ平野、天竺 みえますか?

たった9時間の出張だったが、いろいろな刺激をうけた。戦争から逃れてきた人、子供、キャンプ、容赦ない太陽、トラック、学校、丘の上の古代寺院、ガンダーラ平野、透きとおる青空。そして、携帯電話に送られてくるその日多発した爆弾テロ情報。

2000年前にここで瞑想していた僧侶達に、いまもここからたった数百キロのところで人が沢山殺しあっていて、逃げてきた人がここから見渡せるガンダーラ平野で苦悩する姿を想像できただろうか。

そして、今から2000年経過すると西暦4009年。自分達、また自分達が創っているものはすこしでも何か残っているのだろうか。

posted by ichiro at 13:25| ニューヨーク ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月29日

キャンプと天竺? 1

IDP(Internally Displaced Peoples)キャンプを視察した。 国内での激しい軍と過激派の戦いのため、約2百万人が住んでいたところを失い、提供されたキャンプに移動したり自分の親類のところに移ったりしている。 http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5h6SNlxJdjplhyTwl5jxRD_b72jMA

正確な数字は掴めていないようだが、8割は親類のところへ、そして2割がキャンプ等に移動したといわれている。認識されている大きなキャンプの数は約20で、1つのキャンプには約1万人が住んでいる。そのうちの3つのキャンプを視察した。



小さな認識されていないようなキャンプも街のあちこちにあった。

キャンプでのUNHCR、UNICEF、WFPの貢献とプレゼンスは多大だと感じた。テント(家)、水、トイレ、食糧が提供されている。学校もいくつもみた。小学校はいくつかキャンプ内につくられていたが、中学校は1つか2つであった。

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キャンプ、テントの中はとにかく暑かった。日中は40度以上で、朝と夜でも32度ぐらいらしい。自分達なんてほんの数10分その中にいるだけなのだが、、、。 これから6月、7月と暑さは増す。

短い視察でキャンプの多くを把握するのは難しいが、想像していたよりもキャンプは組織立っていて機能していた。

また、トラックにて運ばれてくる会社やNGOなどから提供される物資はまだまだ必要量からは足りないのだろうと想像しつつも、被害を受けている人を救おうと立ち上がる国民の気持ちを思うと嬉しく感じた。

こんなキャンプでの様子とは裏腹に昨日は1日で爆弾テロが4件発生、事態は悪化している。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090529-OYT1T00099.htm


つづく、、、



posted by ichiro at 11:07| ニューヨーク ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

Creative Thinking?

教育課のスタッフが目の前にやってきた。

ニコニコしながらアルミでできている厚めの1ルピーコインを見せてこう言った。

「このアルミのコインはアルミの価値を考えると1ルピー以上だから、みんな欲しがっていて集めてからアルミとして売って利益をだしているんだ。」

彼は嬉しそうに続けた、「これってCreative Thinking!

吹き出しそうになるのをこらえて、すこし冷たい眼差しで

「それってただの泥棒! そんなのCreative Thinkingじゃない」

とても冷静で人気のある上司です。
ラベル:泥棒 毎日 事務所
posted by ichiro at 20:34| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

Press Release (IDP)

政府と過激派(タリバン)との戦いが続いている。ここから100キロちょっとのところで行われているとは思えないぐらい、イスラマバッドは静かである。この静かさがすこし奇妙で怖くも感じる。

政府とタリバンは和平の方向に向かっていたが、タリバンが占領地域を増幅、外国などの圧力もあり政府はタリバンを地域より排除する戦いを始めて数週間経過しただろうか、、。

一番迷惑を被っているのは、それらの地域に住んでいた人たち。戦場と化した自分達の住んでいた地域を離れ行き場を失っている。それらの人はInternally Displaced Person (IDP)と呼ばれ、その数なんと200万人(?)、だとしたら群馬県の人口とほぼ同じ、、。

以下の添付は昨日UN Pakistanが出したプレスリリース。

とても気になるのはその数の多さといまのパキスタンの気候。半端なく暑い、昨日も40度をこえていた。外にでると湿気のないプチサウナ状態だ。

現在、UNHCR, IOM, WFP, UNICEF, WHOが力を合わせて対応している。




posted by ichiro at 10:12| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月14日

As You Wish

ACCU (ユネスコ・アジア文化センター)の機関誌であるNewsから依頼を受け、「As You Wish」という記事を投稿させていただきました。

そのNews5月号が昨日発刊になったので、記事の部分のみ添付させていただきます。(News5月号のPDFは5月20日からダウンロード可能だそうです。)ACCU (ユネスコ・アジア文化センター) http://www.accu.or.jp/jp/


As You Wish.jpg
この記事のPDFバージョンはこちら AN_373_5.pdf



posted by ichiro at 08:20| ニューヨーク ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月24日

忍び寄る影

ブログで何度か紹介した女子学校の焼き討ちがあったスワットバレーはイスラムの法治化になった。タリバンのコントロール下ということである。そのイスラム法治化された地域は拡大している。

ずいぶん前に「パキスタンにいるタリバンの兵士の数はどのくらいですか?」パキスタンの友人に聞いた。答えは「そんなの数えられない」とのこと。

たとえば普通に生活している人でも、明日から家の銃を持ち出しいわゆるタリバン兵士になることは十分にあるらしい。そいう意味ではその数は何万、何十万、何百万人にもなりえる。

昨日からのニュースではイスラム法治化された地域はここ首都のイスラマバッドから100キロのところまでになっているとのこと。昨夜は、住んでいる家から見えるマルガラヒル(丘)のすぐ裏まで兵士が集結しているといったデマ情報があった。

イスラマバッドの治安システムはいままでの爆弾テロの数が語るように、しっかりしているものではない。専門家によると20人のプロの戦闘集団がいれば制圧されてしまうだろうとのこと。かなり誇張した表現であると思いたい。

一方こんな話も聞く、イスラム法治化では腐敗した政治家や搾取より富や土地を牛耳るものをことごとく潰していく、そして恵まれない、貧困にあえぐ人に土地や富を分け与えているとのこと。

とても複雑に感じる、、、、。




ラベル:過激派 進行
posted by ichiro at 10:26| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | パキスタン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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