2011年01月24日

Core Value



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起業や経営に興味がある、特に若い人にとてもお薦めの本です。ザッポス伝説(Delivering Happiness: A Path to Profits, Passion, and Purpose) トニーシェイ著です。英語のタイトルのほうがこの本の内容を簡潔に示していると思います。

トニーシェイ(Tony Hsieh)は台湾からの移民の両親を持つアメリカ人。もともとIT系であり、オラクルに入社後、会社のあまりの退屈さの友だちとネット広告会社リンクエクスチェンジを創業する。IT業界で大きな成功を成し遂げますが、自問自答します。自分が何がしたいのか、いつ本当に幸せだったのか。そしてこう書いています。

これまでの人生で最高に幸せを感じた時のリストをつくってみてわかったのは、幸せを感じたどの時も、お金を伴っていなかったということでした。わかったのは、何かを作ってみるとか、クリエイティブで独創的でいると私は幸せだったということでした。

もともとは投資家として参加したザッポスは靴のネット専門店、自らCEOとなり信頼出来る仲間を着々と集めていき、売上ゼロから、なんども倒産の危機を迎えて、現在では売上1000億を超える企業に育て上げました。

ザッポスの企業文化をコア・バリューとして働く人全員で共有しています。

  1. サービスを通じて「ワオ!」という驚きの体験を届ける
  2. 変化を受け入れ、変化を推進する
  3. 楽しさとちょっと変なものを創造する
  4. 冒険好きで、創造的で、オープンマインドであれ
  5. 成長と学びを追求する。
  6. コミュニケーションにより、オープンで誠実な人間関係を築く
  7. ポジティブなチームとファミリー精神を築く
  8. より少ないものからより多くの成果を
  9. 情熱と強い意思を持て
  10. 謙虚であれ
トニーはこう言っています。

個人にとっては、個性が運命です。
組織にとっては、文化が運命です。

また、彼はリーダーシップに関してこう述べています。

最高のリーダーとは、模範を示して部下を指導し、チーム・リーダーであると同時にチームに従う人のことです。私たちは、一般に、最も良いアイデアや意思決定はボトムアップ、つまり問題か顧客あるいは両方に最も近い人から生まれると信じています。マネージャーの役割とは、障害を取り除き、自分の直属の部下が成功できるように支えることです。つまり最高のリーダーとは、仲間を支えるサーヴァント(奉仕者)なのです。

かなり分厚い本ですが、是非是非読んでみてください。トニーシェイは自分の身の回りにいる、やんちゃな友だちみたいです。組織をなんだか部活みたいなノリで、楽しみながら盛り上げています。

社会起業でも上記のようなコア・バリューをもち、お互いに信頼し、情熱をもって働ける仲間が集まれば、素晴らしい仕事・結果が生み出せること間違いないと思います。


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本日もブログをお読みいただきありがとうございます。














posted by ichiro at 10:33| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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