2009年10月16日

体罰


昨日、事務所にパキスタンのPlan International(NGO)から興味深いレポートが送られてきた。

タイトルはAssessment of Corporal Punishment (体罰に関する調査)。これはPlan Internationalとパンジャブ州政府の間で行われたもの。

この調査によると90%以上の生徒(小学校から中学校)の生徒が体罰の経験があるとのこと。主な体罰とそれを経験した男女の生徒の比率は以下。

  • 棒叩き   男 29%  女 16%
  • 恥ずかしい姿勢 男 18%  女 2%
  • 長時間立ち 男 14%  女 29%
  • 非難 男 13%  女 25%
  • ハリ手 男 9%   女 12%

そのほかの罰としては
  • キック
  • 暗室・トイレ閉じ込め
  • 両耳引っ張り
  • などなど、、

これらの体罰は私立より公立の学校で多く行われている。政府の関わった調査のためチャートのみで比率はでていなかったか、チャートから読み取ると公立:私立の割合は10:3である。

親も体罰を容認している傾向があり、命にかかわるようなものでなければいいと考えているとのこと。

身体への体罰ももちろん問題だか、生徒の人格や素質にたいする非難、自信喪失されるような言動がパキスタンの教育では気になってしまう。

そういえば、、、

ケニアで教えていたころ、腕相撲を教えて腕相撲トーナメントをした。その腕相撲すこしブームになって、夜の自習の時に2人の生徒がふざけてやっていた。

それを見つけた長身の鬼教頭、二人を職員室へつれていった。二人の両手を机につかせて、一言「おしりを出しなさい」

1メートルぐらいの鞭のような木の棒を振りかぶると、渾身の力でその棒を生徒のお尻に叩きつけた。あまりにすごくて目もあてられなかった。二人目を叩いた時、その棒は割れてしまった。

ズボンの上から叩かれたとはいえ、ふたりは数週間椅子にすわるのにも苦労した。くだらないことを教えてしまって大きく大きく反省した。ふたりの生徒は、謝る自分に「いいよ、マリム(先生)」って痛そうに笑っていた。

ケニアで体罰は公認されていて、そこにも死なない程度という記述があった。


sports6sr.jpg
サッカーがめちゃくちゃ上手かったナグエ(左)とキィニア(右)


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posted by ichiro at 13:04| ニューヨーク ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 途上国の教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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