2009年07月10日

タナリバー・ブラザース 10

夜になった、電気もなにもないこの村は真っ暗で月の明かりと小さなランプでの生活になる。静かすぎる時間。

ムインディは暗くなってからどこかに行ってしまった。きっと悪さをするために友達とでも会いに行ったんだろう。

ムインディの両親やおじさん達とハチミツ地酒で乾杯した。ケニアでは客人を大事にもてなしてくれる。自分のつたないスワヒリ語であまり通じないのだが、意思疎通はできる。

ケニアには約50部族があり、部族で違う言葉を話す。スワヒリ語は英語と同様に国の公用語だが、村にいけば部族語のみ話す人も多い。

すこし酔っぱらって360度以上の星降る空を眺めていると、数十秒ごとに流れ星をみることができる。頭の中にはこの曲がなな流れっぱなし。 http://www.youtube.com/watch?v=jpAl_ekcl0Q

家に帰ってきたムインディといろいろと話す。学校のこと将来のこと、、ムインディは「しっかり勉強してアメリカの大学にいき、そして戻ってきてこの土地までアスファルトの道と電気を引く」と熱っぽく語っていた。

翌朝、起きてみるとムインディのお父さんが山羊を1頭絞めて、バーベキューにしていてくれた。朝から目の前は山盛りのお肉だった。

沢山のお礼をいい、来た時のようにムインディをバイクの後ろに乗っけて学校へ向かった。帰りは登りなので、エンジンは何度もオーバーヒートし、走っては休みを10回ほど繰り返しようやく学校についた。

このントリリ中学だって電気や水道のない超田舎なのに「ほっ」とした。違う国にも思えた。とても刺激的な2日間だった。

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タナリバーにいってからあっという間に15年経過した。世界は刻々と変化しているが、きっとタナリバー周辺は何も変わっていない。いま思うと自分のバイク、MT-Xはタイムマシーンだった。
posted by ichiro at 11:02| ニューヨーク ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 協力隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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