2009年05月12日

子供の権利と学校教育

今日は、国連(UNICEFもしくはUNESCO)を通して教育開発をと考えている方に参考情報です。

UNICEFはここ過去10年Child Friendly School(子供に優しい学校)を色々な国で促進している。すでに83カ国にのぼるとか、、。参考サイトはここ
http://www.unicef.org/girlseducation/index_focus_schools.html

このChild Friendly Schoolの基本コンセプトは5つから6つ
  • Protective and Healthy (体罰や病気の蔓延がない) 
  • Effective (知能、精神、感情面で効果的に成長する)
  • Gender sensitive (男女の差異に関して敏感)
  • Inclusive (みんなをふくむ)
  • Community Involving (村やコミュニティーを巻き込む)

この基本コンセプトのもと、学校目標・計画を立てたり、先生の訓練をしたり、トイレ・水道を設置したり、PTAや村の人に学校運営に参加してもらったり、国よって少し異なるがだいたい同じような活動をしている。

UNESCOはChild Friendly Schoolと似ているInclusive Educationを促進している。Inclusiveとはまた訳しにくい言葉だが、意味的には「みんなのため・みんなをふくむ」というような感じ。要するにEducaiton for Allと同意語。

UNESCOの場合はInclusive Education Schoolを創ってサポートしてわけではなく、そのInclusive Educaitonの考え方やコンセプトをより広めるようにしている。これは2つの組織の大きな違いといえる。

このInclusive Educationで一番大事な資料(Toolkit)はこのサイトで

このInclusive Educationのコアなところは学校を工場のような「一定型生徒製造所」にするのではなく、「子供のタイプとか必要性に合わせて学校を柔軟に変化させよう。各々の子供たちのもつ違いをよろこんで受け入れよう。」といったもの。

残念ながらいまのところ沢山の国でInclusive EducationはSpecial Education(障害を持つ人への教育)と混同されている。Inclusive Educationはもっと枠が広い。

上記の二つは基本的に考え方は同じで、どちらも人権・子供の権利がその基礎になっている。そして、以下のリンク先の資料は人権とか子供の権利等がとても簡単にまとまっていて分かりやすく、使いやすいもの。
http://hivaidsclearinghouse.unesco.org/search/resources/Compendium_Indonesia_3rd_Edition_ENGLISH.pdf

覚えたりする必要はないけど、しってる便利な時もあり、「こやつ、、、若いのにやるな」の眼差しをうけることもある(?)。この資料はすでに色々な国で訳されていて、パキスタンのウルドウ語版もある。

大変マニアックな内容になり恐縮ですが、今日はこのへんで、、


bhara8.JPG
(タンザニアの村の学校 撮影:宮沢) 向かいにみえるのが校舎です。
posted by ichiro at 09:26| ニューヨーク ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | UNICEF UNESCO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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